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山の手入れ

 今回は、初めてタイトルにふさわしい内容かも・・・

 家の近くに自分の家の山があります。昨年まで近所の方に貸していた(というか借りていただいていた)梨畑に隣接する裏山で、台帳上は1反歩(1,000平米)ぐらいの面積があります。子どもの頃、農作業の手伝いに梨畑に来たときに、山の中へ入ったような記憶がありましたが、どんなものが生えていたとかあまり具体的なことは覚えていませんでした。
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 数年前、こちらに戻ってきたとき、久しぶりに山の中へ入ってみましたが、荒れ放題になっているのを目の当たりにして、びっくりしてしまいました。この辺りのほかの里山と同じように、タケが侵入してきていて、林の中はヤブ状態。とても気軽に中に入っていく気になれないような状況でした。
 でも、中をよく見てみると、幹周りがひと抱え以上もあるようなコナラの大木やクリの木が何本かあって、ヤブを整理すれば背の高い広葉樹の気持ちいい森になりそうでした。時間ができたら手入れをしようとずっと思っていたのですが、やはり時間は作らないとなかなかできないですね。

 ということで、この夏あたりから少しずつタケとヤブの整理を始めました。これがすぐできるかと思いきや、数多くのタケに阻まれて遅々として進みません。
 そこで、今日から全ての伐採・切断作業にチェーンソーを使うことにして、ひたすら切り・整理することにしてみました。
山の手入れ_e0058338_183440100.jpg
 本日は、朝から曇りで、外で作業をするにはもってこいの陽気でしたが、昼から雨になってしまい、午前中のみの作業となりましたが、上の写真のようにいくらか進んだような気がしました。上の写真、手前の左がアカマツ、右がクリ、奥に少し見える太い木がコナラといろいろな木がありそうです。その中に、多分植えてそのままのひょろひょろのヒノキが点在していました。

 この山でやりたいことはいろいろあります。
 まず、あまりにも大きくなった木はそのままにしておきますが、薪に手頃な木は切って萌芽更新させるということ。これが本来のこの山の姿です。
 次に、畑の堆肥の原料として落ち葉を集めます。実は、今畑に積んである堆肥には、すでにこの山からの落ち葉を使いました。
 そして、できればキノコを作りたいです。隣の梨畑は、私の手では作ることはできずに放置してあるので、この秋に切った梨の木でクリタケかヒラタケを植菌して、山に伏せてキノコができれば楽しいだろうなぁ~、といろいろと想像を巡らしております。
by haruhiko_imao | 2006-10-01 18:51
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