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7月の豪雨

 先月の豪雨は、伊那谷各地、特に北の地域に大きい被害をもたらしました。土石流が多くの人家に押し寄せた岡谷市湊地区や、天竜川の堤防が決壊した箕輪町などは、よく報道もされたことから記憶の新しいところです。

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中央道の下をくぐって押し寄せた土石流の跡


 今回の豪雨、短時間に非常に多い雨が降ったわけでなく、時間あたり10~20㎜程度の強い雨が長期間にわたって断続的に降っていました。こうした雨の降り方もあってか、普段は水が流れることのない洞からも、表層の土壌を交えた泥状の流れが出てきたところが何か所も見られました。

 豪雨による災害が毎年のように各地で起きています。こうした災害が起きる度に、森林の荒廃がクローズアップされます。確かに、手入れがされず荒れ放題の森林は、こうした災害に強いはずはありませんが、また一方で、森林がこうした災害にあたかも万能である、といった考えは、正直違っていると私は思います。
 今回の豪雨は、場所によってはそこの森林や土壌の許容量をはるかに超える雨が降ったところもありました。災害に強い森林をつくるとともに、もし、その森林で持ちこたえられなかったときに、最悪の事態を避ける手だても一緒に考えていかなければいけないと、思いました。

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土石流で壊された倉庫(岡谷市川岸地区)
# by haruhiko_imao | 2006-08-09 19:46

今年は何とか野菜づくり

 我が家の周辺は、昔から田畑が広がっていて、だいたいどのお宅も農地を持っており兼業・専業の違いはあっても基本的に「農家」になっています。
 私の家も、私が産まれた頃は祖父・祖母が中心となってお米や野菜、そしてりんごやなしの果樹を栽培して生計の足しにしていました。ところが今は私の父・母ももうこの世の人ではなく、私がサラリーマンで働く核家族状態ですので、農業をやって収入を得るどころか、せっかくの農地を荒らしておく状態が、ここ何年も続いています・・・。

 そうは言っても、自分達が食べる分だけでも野菜が作れたらいいなぁ、ということで伊那谷に帰ってきてからちょくちょく夏野菜なんかを作っていました。
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         5,6年前の畑の写真です。長男のkazuが3才?くらいかな

 ちょうど、ゴールデンウイーク頃が苗の植え時ですので、割合気合いを入れていろいろと作るのですが、何ヶ月か経つとその気合いも薄れて、気がつくと背丈ほどの草に野菜が覆われているという、目を覆いたくなるような状況になってしまっていました・・・。

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 今年は、あまり背伸びをせず、キュウリ、トマト、なす、ピーマン、ししとう、それに子ども達のたっての願いでスイカを作っております。
 今年一番よい出来はトマトでした。朝取ったトマトを冷蔵庫で冷やして夕飯にいただくと、みずみずしくすっきりとした味わいで、子どものころを思い出してしまいました。
 他のものは、ししとうを除いてそこそこの出来かな、と思っていましたが、先日近所のお宅からいただいたキュウリを食べたら・・・「負けた!」という感じでとても美味しいのです。。。まぁ、ほとんど素人同然の私があまり土づくりにもこだわらずに作っていますので、仕方ないかな、といったところでしょうか。

 子ども達待望のスイカは・・・
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 最初にできた大きい実は直径20センチぐらいにまで大きくなったのですが、先月の長雨でぺしゃんこになってしまいました(涙)。でも、その後スイカの赤ちゃんが何個もできていたのです。
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 日に日に大きくなるスイカの赤ちゃん、これからが楽しみです。
# by haruhiko_imao | 2006-08-05 06:13 | 暮らし

久しぶりのアップです

 何と、半年以上も更新をさぼってしまいました。

 このところ、友人・知人から「最近、全然記事が追加されないねぇ~」といったご指摘が相次ぎ(そんなにたくさんの人が見てくれている訳ではないですが・・・)、だめ押しは我が家のリフォームを手がけてくださった大蔵さんからのコメント。さすがに、そろそろアップしないと・・・、と思いまして、あまり無理をしない範囲で更新していくことにしました。

 この半年、それこそブログに載せていきたいようなことがいろいろありました。3ヶ月で8㎏のダイエットに成功したり、3年ぶりに夏野菜の栽培に挑戦したり。。。また機会がありましたら、ご紹介したいと思います。

 今日で、伊那谷も梅雨明けしました。今月は本当にひどい豪雨があったり、長雨が続いたりでジメジメした天候が続きましたが、これでようやく夏本番です。

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 小学3年のkazuは先週から夏休み。みんなそろって花火をしたくなる季節になりました。
# by haruhiko_imao | 2006-07-30 21:36 | 暮らし

久しぶりの演奏会

 本日のトピックスは、このブログでは恐らく初めてでしょうか。

 この日曜日、5年ぶりぐらいで演奏会のステージに参加させていただきました。場所は、8年前まで所属させていただいていた松本のオーケストラです。今月に入ってから、メンバーが足りなくなったということで、急遽お手伝いをお願いされました。何年も楽器を吹く場から遠ざかっていたので、最初は躊躇しましたが、アシスタント(正パートのお手伝い)ということもあって、ほんと久しぶりに演奏会に参加することになりました。

 お話が割と急だったこと、前日まで出張で私の都合がつかなかったことから、練習は本番の日のリハーサル(ゲネプロ)のみで本番に臨むことになってしまいました。
 ちなみに、楽器はホルンという金管楽器の仲間です。普段楽器を手にしていないので、やはり思ったように吹くことはできませんし、譜面を読む能力がずいぶん衰えていることに少々ショックを覚えました。

 この日の演奏会はニューイヤーコンサートということで、ウィーンフィルではないのですが、ワルツやポルカなどの小品を十数曲演奏しました。さすがに、練習がゲネプロだけではうまくいくはずもなく、音符のないところで音を出してしまったり、割と目立つ失敗をしてしまいました。

 学生時代、学校の勉強よりも楽器やオーケストラでの練習に明け暮れていました。さすがに今はその時ほどの情熱はありませんが、こうして演奏会に参加させてもらって、またどこかで楽器が吹けたらなぁ、という思いが湧いてくるのでした。

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 本番前のステージ風景です。それにしても、松響の皆さん、ご迷惑をおかけしました!
# by haruhiko_imao | 2006-01-24 23:04

薪ストーブにペレット

 前回予告しましたアイディアは、何てことはない表題のとおりでございます。

 伊那谷は木質ペレットの工場が2工場あって、割とこの木質ペレット関係が盛んです。この木質ペレット、木材をオガ粉にしたものを径6㎜の円柱状に固めたものです。固めるにあたっては特別な接着剤とかは使っておらず、木材に含まれるリグニンで固められているので、まさに天然の燃料というわけです。
 主に、このペレットは専用のストーブやボイラーの燃料として使われています。燃料として、水分もかなり少なくなっていますので、薪ストーブの焚き付けに使えないか試しています。

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 焚き付けといっても、一番最初の着火時に使うのはちょっと厳しいので、2回目以降の薪の追加時に併用してみました。上の写真のように、熾きが少なくなってきて薪を追加する前にペレットを使います。
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 使ったペレットは、カラマツとアカマツから作られているものです。素手でつかんでも手は汚れませんし、割と扱いやすいです。
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 このペレットを、熾きの上にぱらぱらと少し多めにばらまきます。そして、薪ストーブ全面の扉を開けて空気を入れてあげると、しばらくして炎が上がってきました。水分が少ない割に、煙が多いような気がしました。
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 ペレットに着いた火が安定してきたら、細い順に薪を入れてあげます。炎が上がっているので、薪にもすぐ火が回りました。

 焚き付けの細い枝(この辺りでは「モヤ」と言います。)は、保管する場所がないこともあって、それほど多く確保できないので、何か代用できるものはないかと考えたところ、このペレットに辿り着きました。その度に着火剤を使うのももったいない(1コ20円ちょっとしますし・・・)ので、2回目以降の着火には重宝しそうです。ちなみに、ペレットは10㎏入りの袋で420円です。
# by haruhiko_imao | 2006-01-23 22:15 | 薪ストーブ